無農薬にんじんジュースを求めて-農家訪問
プロ・アクティブで自信をもってお勧めしている人参ジュース。その人参ジュースの原料産地のひとつである「さんぶ野菜ネットワーク」さん(千葉県山武市)を訪ねました。
人参の栽培に適した気候、土壌は国の人参指定産地!
千葉県山武市は気候や土壌が人参に適し、美味しい人参が採れるということで国の人参指定産地にもなっている緑豊かな地域。
その山武市で1988年に有機部会として発足したのが現在の農事組合法人「さんぶネットワーク」です。
生産者のひとりである槍木(うつぎ)さんに有機栽培の始まったきっかけをお聞きしました。
「20年ほど前、自分がまだ高校生の頃に父親が有機栽培を始めました。
20年前といえば有機栽培をする農家は変わり者扱いされるような時代です。当然ですが、それまでは従来どおりの慣行栽培(農薬や化学肥料を使う一般的な農業)を行っていましたが、規模を拡大して同じ品目の野菜を作り続けた結果、連作障害が起こり始めました。
そのため病気や虫害がひどくなり、それを防ぐ為に使用する農薬もどんどん強くしていく。
そんなことを繰り返していたある年、ついにはその農薬さえも効かなくなり始めたのです。
これではいけない、とそのとき数名の農家の方々が有機栽培に切り替え始めたのが始まりです。
『作る人も食べる人も安心・安全な食べ物を作る』をスローガンに、現在では52名の生産者が100品目以上の様々な野菜を無農薬・無化学肥料で生産しています。」
愛情をかけて大切に育てた野菜だからこそ美味しい
程よい間隔でまわりに仲間がいると頑張って成長するんです。
「植物とは不思議なもので、1本だけ育ててもあまり成長してくれません。
逆にほどよい間隔でまわりに仲間が多くいると、頑張って成長しなければと思うのか、成長もよいのです。
そして、雑草や虫の除去なども手作業で愛情を込めて行うと美味しい野菜になります。
ですから、私たちがお届けする野菜は、ただの無農薬無化学肥料栽培というだけではありません。
植物も動物や人間と一緒です。愛情をかけて大切に育てた野菜だからこそ美味しくなるのです。」
と、さんぶネットワークの花見さん。
フルーツのように甘い人参
生の人参をかじってその甘さにビックリ!
実際に生産者のひとりである槍木(うつぎ)さんの畑にお邪魔して、生の人参を丸かじりしてみてビックリしました!
とにかく今まで食べていた人参とは比べ物にならないほど甘い!!
とても生の、しかも皮付きの人参を食べているとは思えない美味しさです。
「冬の人参のほうがもっと甘くて美味しいよ」と槍木さん。これ以上、甘くて美味しい人参っていったいどれほどの美味しさなのでしょう。
人参ジュースはそんな最高に甘くて美味しい人参を原料にして作られています。